名古屋市南区で鍼灸師の求人を探されている方【正社員】
2022/06/28
東洋医学を基本としている鍼灸治療は、体のあちこちにある経穴(ツボ)に、はりやきゅうを使って治療していきます。
はりで刺激を与えたり、熱の力で温めたりする事によって、自然治癒力を引き出し、患部を改善させたり免疫力を高めたりしていくのが
はり・灸の特徴です。
西洋医学のように薬品を扱わないので最近では赤ちゃんや妊婦さん、授乳中の女性などにもおこなえる治療として、
世界的に注目を集めています。
勘違いされることが多いですが「鍼灸師」という資格はありません。
実際には、「はり師」と「きゅう師」という2つの資格に分かれています。
そのため、鍼専門で治療をおこなっている人の事は「はり師」、
そして灸を専門としている人は「きゅう師」と呼ぶのが正しい呼び方です。
ただ、「はり」や「きゅう」の治療を一緒に扱っている治療院が多い為、
一般的に鍼灸師と呼ばれることが多いです。
鍼灸師とは、「はり」や「きゅう」を使って、健康回復を助けたり治療をおこなったりする職業です。
鍼灸師が行っているのは東洋医学に基づき治療を行います。
「はり・きゅう」を使い、体のツボを刺激することで人間が本来持つ自然治癒力を高めていくという方法です。
そのため、鍼灸師は東洋医学の専門家となります。
「はり」と聞くと、注射や裁縫などの“針”をイメージする人が多いですが、
鍼灸治療で使う“鍼”とは大きく異なります。
体に刺した時の痛みがほぼないのが特徴です。
この「はり」で体のツボを刺激する事で治療していきます。
「きゅう」については、薬草(よもぎなど)から作られている“もぐさ”と呼ばれる道具を使います。
もぐさをツボの位置に置いたら、火をつける事で熱を発生させ、その熱の力で治療をするというものです。
火を使って治療しますが、火傷するほど熱いということはありません。
リラックスできる様な、心地よい温かさを保ちます。